年齢を重ねると、食事量の変化によって、必要な栄養素が不足していないか気になる方は多いでしょう。
そこで、毎日の食事だけでは補いきれない栄養をサポートする方法として、サプリメントを取り入れる方が増えています。
しかし「どんな成分を選べばよい?」「70代・80代でも飲みやすい?」と悩む方も少なくありません。
この記事では、高齢者におすすめのサプリメントや選び方、取り入れる際の注意点を解説します。体力低下や栄養不足が気になり始めた方は、ぜひ参考にしてみてください。
監修者情報
岡本妃香里
薬剤師・薬機法管理者・コスメ薬機法管理者2014年に薬剤師の資格を取得後、2018年に医療・美容ライターとして独立。その後、薬機法管理者とコスメ薬機法管理者の資格も取得し、さまざまな企業・メディアの支援を行う。
高齢者にサプリメントによる栄養補給がおすすめな理由

高齢になると、筋肉量や基礎代謝が少しずつ変化し、若い頃と同じ生活をしていても疲れを感じやすくなることがあります。
さらに、食が細くなったり、消化・吸収の力が変化したりすると、たんぱく質やビタミン、ミネラルなどの不足も気になってくるでしょう。
もちろん、栄養補給の基本は毎日の食事ですが、必要な栄養を毎日きちんと摂り続けるのは容易ではありません。
そのため、足りない栄養を補うサポートとして、サプリメントを活用するのも選択肢のひとつです。
高齢者にみられやすい身体の変化

年齢を重ねると、体力や筋力だけでなく、食事・睡眠・活動量などにも少しずつ変化がみられるようになります。
日常生活では気づきにくいものの、こうした変化が積み重なることで、以前より疲れやすさや不調を感じやすくなる場合もあるでしょう。
代表的な変化として、以下のようなものがあります。
- 血流や巡りの変化
- 筋力や活動量の低下
- 食欲低下や栄養不足
- 睡眠時間や生活リズムの変化
- 骨密度の低下
- 視力や聴力などの変化
- しわ・たるみの増加
- 疲れやすさや回復力の低下
年齢による変化は、誰にでも少しずつ現れるものです。その中で、食事量や活動量の変化などから、不足しやすくなる栄養素もあります。
以降では、高齢者が健やかな毎日を送るために、注目されている栄養素について見ていきましょう。
高齢者におすすめのサプリメントで注目される栄養素

それでは、高齢者が毎日の健康管理を意識するうえで、特に注目されている成分を8つ紹介します。
- NKCP
- ナットウキナーゼ
- オメガ3脂肪酸(DHA・EPA)
- たんぱく質・アミノ酸
- プロバイオティクス
- カルシウム
- 食物繊維
- ビタミンD
NKCP
NKCP(精製ナットウ菌培養物)は、納豆由来の有用成分を取り出し、毎日取り入れやすい形にした食品素材です。
この成分は、毎日の巡りや健やかなコンディションを気にする方にとって、注目されている存在です。
サプリメントの特徴として、納豆特有のにおいや粘りを抑えているため、納豆が苦手な方でも取り入れやすいでしょう。
毎日の食事や生活習慣を整えながら、不足しがちな健康習慣をサポートする選択肢のひとつとしておすすめです。
NKCPについて詳しくは、こちらより資料をご覧ください。
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ナットウキナーゼ
ナットウキナーゼは、納豆のネバネバ部分に含まれる発酵由来成分です。
高齢になると、日々の巡りや生活習慣が気になる方も増えてきます。
しかし、納豆が苦手だったり、毎日継続して食べるのが難しかったりする場合もあるでしょう。
そのような方に向けて、ナットウキナーゼを手軽に取り入れやすい形にしたサプリメントも増えています。製品によっては、納豆特有のにおいを抑えたり、青魚由来のDHA・EPAなどを組み合わせたりしているものもあります。
毎日の食事を基本としながら、健康的な生活習慣を意識するサポートとして活用されている成分です。
オメガ3脂肪酸(DHA・EPA)
オメガ3脂肪酸は、青魚などに多く含まれる栄養成分で、代表的なものにDHA・EPAがあります。
近年は、魚を食べる機会が減っていることから、DHA・EPA不足を気にする方も増えています。
特に高齢になると、栄養バランスの偏りによって、必要な栄養素を十分に摂りにくくなる場合もあるでしょう。
ある研究では、オメガ3脂肪酸の摂取が、中高齢者の毎日の活力やコンディション維持と関わる可能性も報告されました。
また、魚が苦手な方や毎日継続して食べるのが難しい方に向けて、サプリメントで手軽に補う方法も活用されています。
たんぱく質・アミノ酸
たんぱく質やアミノ酸は、筋肉や身体をつくるために欠かせない栄養素です。
高齢になると筋肉量が減少しやすく、体力の低下につながる場合もあるため、毎日の食事で意識して摂りたい成分として注目されています。
特に、ロイシンをはじめとする必須アミノ酸(BCAA)は、筋肉を構成する重要な成分として知られてきました。
食事量が減ると、たんぱく質不足が起こりやすくなるため、栄養の補助としてサプリメントを活用するのもひとつの選択肢でしょう。
プロバイオティクス
プロバイオティクスとは、乳酸菌やビフィズス菌など、体に良い働きが期待される微生物を指します。
ある研究報告では、乳酸菌を継続的に摂取した高齢者において、加齢に伴う急激な体重変化の程度が比較的穏やかだったというデータも紹介されています。
年齢とともに食が細くなり、気付かないうちに栄養不足に陥ることは、日々の元気や活動量の低下にもつながりかねません。だからこそ、不足しがちな栄養を日頃から賢く補い、健康的なコンディションを維持していくアプローチが大切です。
また、プロバイオティクスは整腸作用だけでなく、毎日のコンディション維持をサポートする成分としても研究が進められています。食事とあわせてサプリメントを上手に取り入れることで、健やかな生活習慣づくりに役立つでしょう。
参考:ヤクルト中央研究所 高齢者の健康管理②:プロバイオティクスの新たな可能性
カルシウム
カルシウムは、骨や歯の健康維持に欠かせない栄養素です。年齢を重ねると骨密度が低下しやすく、転倒や骨折のリスクにつながる場合もあるため、毎日の食事で意識して摂りたい成分です。
カルシウムは、牛乳やヨーグルトなどの乳製品をはじめ、小魚・大豆製品・海藻類などにも多く含まれており、積極的に取り入れるとよいでしょう。
また、ビタミンDやビタミンKと一緒に摂ると、より効率よく活用されやすいとされています。
食事だけで不足しやすい場合は、サプリメントで補う方法もおすすめですが、適量を意識しながら取り入れるとよいでしょう。
参考:公益財団法人骨粗鬆症財団
食物繊維
食物繊維は、腸内環境を整えたり、スムーズなお通じをサポートしたりする栄養素として知られています。
食物繊維を多く含む代表的な食品には、玄米・麦ごはん・豆類・納豆・さつまいも・ごぼう・きのこ類・海藻類などがあります。特に、野菜や海藻、豆類は不足しやすいため、毎日の食事へバランスよく取り入れるとよいでしょう。
食事量が減っていると感じたら、食物繊維が配合されているサプリメントを活用する方法もあります。
参考:赤い羽根共同募金
ビタミンD
ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、骨や筋肉の健康維持に関わる栄養素です。厚生労働省でも、高齢者はビタミンD不足に注意が必要な対象として紹介されました。
食材としては、鮭・いわし・しらす干しなどの魚介類、きくらげや干ししいたけなどのきのこ類、卵類に多く含まれています。
毎日の食事を基本に、不足が気になる場合はサプリメントを活用するのも選択肢のひとつでしょう。
高齢者におすすめするサプリメントの選び方

サプリメントを選ぶ際は「何となく人気そうだから」ではなく、ご自身の生活や体調に合っているかを確認するのが大切です。
ここでは、高齢者がサプリメントを選ぶ際に意識したいポイントを紹介します。
- 不足しやすい栄養素を補えるか確認する
- 飲みやすい形状を選ぶ
- 続けやすい価格帯を選ぶ
- 原材料や品質を確認する
- 相談窓口やサポート体制があるか確認する
不足しやすい栄養素を補えるか確認する
高齢になると、たんぱく質やビタミンD、カルシウム、食物繊維などの不足が気になる方は多いでしょう。特に食事量が減っている場合は、必要な栄養素を十分に摂取できていないこともあります。
サプリメントを選ぶ際は、自分に不足しやすい栄養素を把握し、食事で補いきれない部分をサポートできるものを選ぶのが大切です。
複数の成分が配合されている場合は、成分量やバランスも確認しておきましょう。
飲みやすい形状を選ぶ
サプリメントは、飲みやすさも重要なポイントです。
高齢者の場合、大きな粒が飲みにくいと感じたり、錠剤を負担に感じたりするでしょう。そのため、小粒タイプやカプセル、ゼリータイプ、粉末タイプなど、自分に合った形状を選ぶと継続しやすいです。
においや味が気になる方は、香料や風味に配慮された製品を選ぶのもよいでしょう。
続けやすい価格帯を選ぶ
サプリメントは、継続して取り入れることで生活習慣のサポートにつながります。そのため、無理なく続けられる価格かどうかも確認しておきたいポイントです。
価格が高すぎると途中でやめてしまう可能性もあるため、1日あたりのコストを比較しながら、自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。
定期購入の条件や解約方法も事前に確認しておくと安心です。
原材料や品質を確認する
毎日口にするものだからこそ、原材料や品質面も確認しておきましょう。
製造管理や安全性試験の有無、国内製造かどうかなどをチェックすると、安心して取り入れやすくなります。
また、保存料や添加物が気になる方は、成分表示を確認する習慣も大切です。
アレルギーがある場合や、薬を服用している場合は、成分の重複や相互作用にも注意しましょう。
相談窓口やサポート体制があるか確認する
サプリメントによっては、専門スタッフによる相談窓口を設けている場合があります。飲み方や成分について相談できる体制があると、初めて利用する方でも安心です。
状況によっては、服薬との兼ね合いを考慮する必要があるケースもあるでしょう。不安がある場合は、医師や薬剤師に相談しながら、自分に合ったサプリメントを選んでみてください。
高齢者は年代別でもおすすめのサプリメント選びが変わる

高齢者向けのサプリメントといっても、年齢や生活環境によって意識したいポイントは異なります。
ここでは、70代・80代それぞれで意識したいサプリメント選びのポイントを紹介します。
70代は筋力維持や活動量低下を意識する
70代では、筋力や活動量の変化を意識してサプリメントを選ぶのが大切とされています。
筋肉量や骨の変化を意識する方は、食事内容を確認しながら必要な栄養素を補えるものを選ぶとよいでしょう。
また、巡りが気になる方は、NKCPやナットウキナーゼ、オメガ3脂肪酸を含むサプリメントを選ぶケースもあります。
毎日の食事を基本にしながら、生活習慣や活動量に合わせて取り入れることがポイントです。
80代は消化吸収や飲み込みやすさも重要
80代では、食事量や消化吸収機能の変化に加え、飲み込む力の低下にも配慮しながらサプリメントを選ぶのが大切とされています。
そのため、成分だけでなく、小粒タイプやゼリータイプ、粉末タイプなど、続けやすい形状かどうかも確認すると安心でしょう。
薬を服用している場合は、飲み合わせに注意が必要なケースもあります。不安がある場合は、医師や薬剤師へ相談しながら選ぶとよいでしょう。
参考:平成28年国民健康・栄養調査の結果が発表されました!④
高齢者がサプリメントを摂取するときの注意点

高齢者の方は、以下の点に注意しながらサプリメントを活用するとよいでしょう。
- あくまで食事の補助として活用する
- 薬を服用中の方は医師や薬剤師へ必ず相談する
- 推奨量を守って活用する
- 飲み合わせを確認する
- 体調変化がある場合は使用を見直す
あくまで食事の補助として活用する
サプリメントは、普段の食事で不足しやすい栄養素を補う目的で活用されるものです。そのため、基本は毎日の食事から栄養を摂るのを意識しましょう。
普段の食事では、特定の成分だけに偏るのではなく、たんぱく質・野菜・魚・乳製品などをバランスよく取り入れるのが重要です。
薬を服用中の方は医師や薬剤師へ必ず相談する
複数の薬を服用している場合は、サプリメントとの飲み合わせに注意しましょう。
自己判断で取り入れるのではなく、持病がある方や通院中の方は、事前に医師や薬剤師へ相談すると安心です。
推奨量を守って活用する
サプリメントは、たくさん摂ればよいというものではありません。
栄養素によっては、過剰摂取によって身体へ負担をかける可能性があります。
商品のパッケージに記載されている目安量を確認し、適量を守って活用しましょう。
飲み合わせを確認する
サプリメント同士でも、成分が重複している場合があります。
複数の商品を併用すると、同じ栄養素を必要以上に摂取してしまうケースも考えられます。
また、機能性食品や栄養ドリンクなどにも同様の成分が含まれていることがあるため、成分表示を確認するとよいでしょう。
不安がある場合は、専門家へ相談すると安心です。
体調変化がある場合は使用を見直す
サプリメントを使用していて、体調の変化や違和感を覚えた場合は、一度使用を見直すことも重要です。
体質や身体の状態によっては、成分が合わないケースもあります。
体調変化に気づきにくい場合は、無理に継続せず、必要に応じて医師へ相談してみるとよいでしょう。
高齢者におすすめのサプリメントとあわせて意識したい生活習慣

毎日をハツラツとして過ごすには、生活習慣を整えることも重要です。
たとえば、以下のような点を意識するとよいでしょう。
- バランスの良い食生活を心がける
- 適度な運動を取り入れる
- 十分な睡眠をとる
- 人との交流や活動習慣を維持する
サプリメントは、不足しがちな栄養素を補うサポートとして活用されることがありますが、基本になるのは毎日の生活習慣です。
適度な運動や質の良い睡眠、趣味や外出を通して人との会話を楽しむのも、心身のコンディション維持に役立つでしょう。
高齢者におすすめの健やかな毎日を支える注目サプリはNKCP
NKCPは、納豆菌培養エキス由来成分として注目されている成分です。
巡りが気になる方や、日々の生活習慣を意識したい方から関心を集めています。
商品によっては、カツオ由来のエラスチンペプチドが配合されているものもあり、魚を食べる機会が少ない方から選ばれるケースもあります。
また、毎日続けやすい小粒タイプや飲みやすさに配慮された商品もあり、年齢に関係なく取り入れやすい点は魅力のひとつでしょう。
サプリメントはあくまで食事や生活習慣を補う存在ですが、健やかな毎日を意識したい方にとって、選択肢のひとつになるかもしれません。
NKCPについては、以下より資料をご覧ください。
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まとめ:高齢者におすすめのサプリメントをうまく活用して健やかな毎日を送ろう

高齢になると、食事量や活動量の変化によって、必要な栄養素が不足していないか気になる方もいるでしょう。
そのような中で、サプリメントは毎日の食事を補うサポートとしてサポートとして役立つ場合があります。
自分の年齢や体調、生活スタイルに合った成分や形状を選び、無理なく続けられる方法を意識してみてください。
健康管理を意識し始めた方へ
年齢とともに、健康への関心が高まる方も少なくありません。
日々の生活習慣を見直すことが大切だと言われています。
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